#氷雪のシアタールーム

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『アポストル 復讐の掟』感想:カルト宗教は最高(ネタバレあり)

Netflix限定コンテンツの『アポストル 復讐の掟』を観ました!
カルト宗教に妹を拉致された主人公が、妹を救うためにそのカルトの根城である孤島に教徒を装って乗り込むが…というお話。
わたしは3度の飯よりカルト宗教ものの映画が好きなのでずっと気になってた作品でした。

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教祖と信者たちの倫理観が狂った感じは良かったし、演者さんのお芝居や舞台セット、そしてなんといっても拷問シーン(ゴア描写)がめちゃくちゃ良かったので総合的には大満足!
ただ、カルト宗教ものとして観るとあ、そこはそうなの!?という大オチがあるのでちょっと観るときの心構え違ったな~というか、カルト宗教が観たくて観る映画ではないな~という感じ。でもめっちゃ好きだな。

拷問シーンについて、予告にもあるので書いちゃうけどオヒョ!となったのはこう…ドリルをね、頭に刺してグリグリ押し込むっていうのがあって…それがとっても良かったですね。イメージとしてはワインオープナー、あれを頭のてっぺんで回したら…面白いよなあ!?(遊城十代)
なかなか見たことのない拷問、ていうか処刑だったからワクワクしちゃいました。他ゴア描写も結構気合入ってて、そんなにたくさんそういうシーンがあるわけじゃないんだけどイイッスネ~!って思いながら観られる楽しい映画でした。

 

-----ここからネタバレ-----

 

カルト宗教ものとして微妙だったという点について、この映画本物の神様(的なもの)が出てくるんだよね。
わたしはカルト宗教ものを見るにあたって、教祖がありもしない神をでっちあげていい加減なことを言って信者から搾取してる図を見るのが楽しいタイプなので、本当に神の所業を持って信者をコントロールしてるっていう展開だと分かったときにそこはマジなんかい!と思ってしまった。それはそれでまた…なんか別のジャンルじゃない?的な。
でもそれはそれとしても序盤の潜入サスペンスなところは面白かったし、ゴア描写も見ごたえがあったし、話の終わり方も割と好きだったのでおおむね満足な作品でした!

ネトフリ限定とはいえ作品としてのクオリティはしっかりしているので、や~やっぱネトフリおもしろいな…金かけてんだな…と思いました。