※あんまり褒めてないです
意味がぜ〜〜〜んぜんわからんかった!難しいってか説明がなさすぎ〜〜〜!!
わざとか分からないけど場面場面のつながりがあんまり無いっていうかシーン繋いだだけみたいな印象で、観てる最中ほんとに観て分かるものだけを拾って過ごしていた……いや結局アレなに?みたいなのが多くない?
まず言うと何よりSNSでのメタ読み考察合戦が正直結構きつい このキャラクターが宮崎駿本人で〜みたいな訳知り駿彼氏面オタクが多すぎない!?作品の向こう側ばっか見てないで作品の話しようぜ
まあでも作品があの感じだと言いたくなる気持ちもわかるし、宮崎駿が今もなお日本中を狂わせ続けているという証左ではあるが……
分かんないなりに感想を言うとやっぱり宮崎駿って強烈なマザーコンプレックスがずっと根底にあって、でまあそれ自体の是非はどうでもいいけど作品としては自分の好みではないなと思った
今までの作品では監督の中にある生命への愛情とか善悪のバランス感覚とか、母親という存在への思い以外の部分が強かった+ストーリーの理解がまあ出来たってことで見過ごすことができたんだけど、今作はそこがダイレクトに描かれていた+隠すものがあんまり無かったことでワア!キツい!という思いが強かった
全体的にア!○○(宮崎監督過去作)で観た!みたいな演出とビジュアルが多かったね それもだい~ぶ薄まってましたけど……
あとなんか背景にすごみがあんまり感じられなかった ような気がする ごはん(ヒミのところで食べたサンドイッチ)もおいしそうじゃなかった
おばあ軍団のキモさはすごみがあった
眞人さんのうつくしさもすごみがあった ほぼアシタカ(世界で一番アシタカが好きなオタクなので賛辞です)
あとここにきてポスタービジュアルにもなってるアオサギをあんなキモいキャラデザにするところは結構すごいと思う 穴を埋めるくだりめっちゃよかったね
インコもキモすぎてすごい なんか恨みでもあるのか?大王はチョトエッチ
母親が死んで1年で母親そっくりの叔母が父親と再婚して母になるという展開、「昔はよくあることだった」とか「母方の実家が由緒ある家柄なので残す必要がある」とかその辺の事情はまあ分かるけど分かったうえでクソキショいよ この2023年になんのエクスキューズもなくわざわざそれをやる宮崎駿、そういうとこだけはマジでムリ キショいです
自分の世話係の気が強い老婆を若い頃の姿にして自分をぐいぐい引っ張ってもらう展開を10キショマザコン、小さい頃の母親にフリフリのワンピースを着せて道案内をしてもらう展開を30キショマザコンだとするとこの展開は100キショマザコンですね
なんかあんまり褒めてないけど不思議なことにもう1回観たらガラッと変わるような気もする 初見でさっぱり分かんなかった映画を何回も観ると好きになることってままあるからね、自分はシンラとかそうだったし
あとキショいところがあるとはいえやっぱり宮崎駿監督の作品のすごさって物心ついたときからずっと感じてて思い入れもあるから、分かんなかった自分が悪いのかもって思っちゃうくらいには贔屓目があるところも確か……